普通2500円前後する卓上の引き出しケース4段がダイソーで税込み330円という激安で販売されていたので思わず衝動買いしてしまいました。
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スペック
商品ラベルからスペックをピックアップ。写真撮る前に開封してしまってラベルを破ってしまいました(汗)
商品名 | 引き出しケース 四段 |
価格 | 税抜き300円 |
外寸サイズ | 13cm x 20cm x 17.5cm |
材質 | ポリプロピレン |
生産国 | タイ |
発売元 | ダイソー (株)大創産業 |
備考 | 引き出しの内寸は、10cm x 16.5cm(最長) x 4cm。詳細は後述の画像を参照のこと。 |
※ 掲載している内容は執筆時点の情報です。すでに生産終了や仕様変更している場合もあります。
引き出しの内寸と構造
引き出しの内側のサイズ
引き出しの内寸は、幅10cm、長さが最長で16.5cm、一番短いところで15.5cm、深さが4cmになっています。
何を引き合いに出せばサイズ感が伝わるかと探しましたら、年賀はがき(10cm x 14.8cm)がジャストサイズでした。
引き出しの構造
引き出しはこのような形状になっています。
引き出しの裏面に5ミリくらいの突起が2つ出ていて、
引き出しを目一杯引いて、これ以上引き出すと落ちる手前でストッパーの役割になっています。
すごいシンプルな構造で、一体成型じゃないので簡単にバラすことができます。
なので、2段の引き出しとして背を低くして使おうと思えば使えます。
デメリット
デメリットその1。私が買ったものは、天井にとれない汚れが結構付着していた。
購入時に確認しなかったのが悪いんですが、天井にアルコールで拭いても落ちない白と黒の点状の汚れが付着していて結構ガッカリします。
デメリットその2。引き出しがなかなか仕舞えない。
引き出しをしまう時に、高確率で途中で引っ掛かってしまって、なかなか仕舞えないことです。
百聞は一見にしかずということで20秒ほどの動画にしました。
[lite_youtube_embed url=”https://www.youtube.com/watch?v=WZPCHEYgDyU”]
原因はハッキリしています。引き出しの外寸とレールの間のスキマがありすぎて、引き出しが斜めに進入しやすく、そのせいでレールにある突起にいちいちぶつかってしまう構造だからです。
いちいち突起にぶつかってしまう様子の20秒動画。
[lite_youtube_embed url=”https://www.youtube.com/watch?v=2u2ks6WwltM”]
捨てるのももったいないので、DIYの精神で改善してみることにしました。
突起を削ってスムーズに引き出しの出し入れができるように改善
この突起は引き出しを奥まで真っ直ぐに入るようにいざなうための設計だと思うんですが、動きを観察しているとたぶん邪魔なだけだと決めつけて、入口側の2コはジャマにならないのでそのままに、あとの6箇所の突起をデザインナイフで削り落としました。
新たな問題を引き起こすとはこの時思わずに・・・。
ヤスリもかけて、ジャマな突起を削りました。
結構硬い突起で、デザインナイフの先が折れました。防護ゴーグルをつけていたのでなんともありませんでしたが、もしやられる方は注意してください。(自己責任でお願いします)
引き出しの出し入れが実用に耐えうるスムーズさになりました。
ヌカ喜びの10秒動画。
[lite_youtube_embed url=”https://www.youtube.com/watch?v=S2to5NNkchA” start=2 end=5 volume=20]
突起を削ったら最後まで閉まらない現象が頻発
重いものを入れて引き出しをしめると、最後まで閉まらない。
私が突起を削ったから、引き出しとレールのスキマがガバガバになったせいで、下の画像の赤丸のように引き出しの後ろのカドが下に落ちるようになったのが原因。
青丸が正常に最後まで閉まっている状態。
レールに2mmのワイヤーを追加したらうまく改良できた
「失敗は成功の母」ということで、家にあった昔ダイソーで買っていた2mmのアルミの針金をレールに追加して、引き出しを前後させた時の横ブレを少なくすることに。
13cmの長さに切って、手でできるだけ真っ直ぐにして(アルミは直径2mmでもフニャフニャ柔らかい)、両面テープを貼って
削った突起があった場所に貼り付けました。
今度こそうまく改良できました。
その喜びの14秒動画。
[lite_youtube_embed url=”https://www.youtube.com/watch?v=-a1FLfQcYqc”]
まとめ
ダイソーの引き出しケース4段を購入してレビューしました。同じ機能・サイズのものがアマゾンなどでは2500円前後お金を出さないと手に入らないのを考えると、税込330円は破格のコストパフォーマンスで、この商品の最大のメリットです。
デメリットとしては第一に、購入時すでに天井が汚れていてアルコールでも落ちないこと。でもこれは製造コストを極限まで抑える100均あるある。買う時にちゃんとチェックしなかった自分も悪いと思います。
第二に、構造上、引き出しをしめる時に内部の突起に引っかかって引き出しがなかなか仕舞え無いこと。
もしこの商品を私の友人に勧めるかと言われればNoですが、まともに使えるように色々自分で加工したりして手を加えたので、愛着が湧いて、改良し終わってみればこいつが愛おしく思えてしまう。DIYの良いところでしょうか。
今回、生まれてはじめて商品レビューの記事を画像と動画を使って書きました。YouTubeに動画をアップロードしたのもほぼほぼはじめてでした。
これを機に、身近なアイテムをもっとレビューしてみようと思います。次回もDIYや工夫を交えた実体験をもとに、読んで楽しめるレビューを目指して、お届けできればと思います。